飼料動薬事業 製品一覧Feed & Animal Drugs / Products
ロイヤルサイレージ
ロイヤルサイレージって
どんな飼料?
ロイヤルサイレージは、おから、とうもろこしなどに、独自の乳酸菌を配合した発酵飼料です。発酵させることでとうもろこしのデンプン消化率が向上するため乳量の増加が期待できます。
また、配合飼料との置換が可能で、飼料費の削減が見込めます。
嗜好性もよく、乾物摂取量増加、夏場の食い込みを上げることができます。
ロイヤルサイレージで
生産性があがるのはなぜ?
①消化率向上
一般的な配合飼料に含まれるとうもろこしのルーメンでのデンプン消化率は約60%です。ロイヤルサイレージでは、とうもろこしを発酵させることでデンプン消化を阻害しているプロラミンを分解し、消化率を80%まで改善できます。
その結果、配合飼料を使用するよりもエネルギー供給量が上がり、乳量増加、繁殖向上へつながります。
②夏場の使用例
夏から新たにロイヤルサイレージの使用を開始した牧場の平均乳量を見てみました。使用前は気温の上昇とともに乳量が低下し始めています。使用開始後から、平均気温は上昇しているにも関わらず、乳量は下がらずに、逆に約2kg/頭の乳量増加という結果になりました。
使用前後では平均気温で約4℃の差がありますが、7月初旬の最大平均乳量まで戻っています。
また、この牧場を担当している獣医の先生からは、「今年はいつもより猛暑にも関わらず、夏場の乳量の落ち込みが少なく維持できている、直検で確認しても中の状態も良く、種も付いてきている」とのコメントも頂いています。
配合飼料
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CKスペシャル
ビートパルプ、綿実入りのTMR用オールインワン配合飼料
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サンライズクイーン
嗜好性の良いペレット&フレークの配合飼料
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FRアルティメット
ビートパルプ、綿実入りのTMR用オールインワン配合飼料
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さくら
ヘイキューブ、ビートパルプ、綿実入りの分離給与用セミコンプリートタイプの配合飼料
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RBフレッシュ
嗜好性の良いロボット用配合。高繊維設計でルーメンにやさしく、多様な組み合わせが可能です
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CBミックス
とうもろこし、大麦主体の多様な調整ができる配合
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もろこしパーティー
とうもろこし主体の多様な調整が出来る飼料
単味飼料
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圧ぺんトウモロコシ
とうもろこしはエネルギー価が高く、嗜好性も良いので、エネルギーの主要な供給源として配合飼料に含まれています。厚、中薄、薄の3種類を取り扱っています。
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ビートパルプ
テンサイ(ビート)から砂糖を製造する過程で出る副産物です。粗繊維は15~20%の範囲で含まれていますが、消化性は高いです。粗飼料の一部代替として広く使われています。
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圧ぺん大麦
大麦はとうもろこしに対して約95%のエネルギー価を持ち、繊維含量はとうもろこしより高いです。嗜好性がよく、配合飼料中にも高い割合で含まれています。
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コーングルテンフィード
とうもろこしからデンプン(コーンスターチ)を製造する際に発生する副産物で、とうもろこしの繊維部分からなります。脱水後にコーンスティープリカー(浸漬液)を添加し乾燥させ、栄養価を高めたものです。
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コーングルテンミール
とうもろこしからデンプン(コーンスターチ)を製造する際に発生する副産物で、とうもろこしの蛋白(グルテン)を濃縮、脱水、乾燥させたものです。乳牛で不足しやすい必須アミノ酸であるメチオニンが豊富に含まれているのが特徴です。
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ふすま
小麦から小麦粉を製造する際に発生する副産物で、主に種皮の部分です。穀類に比べ繊維が多く、栄養バランスが良いことから、飼料として有効な原料のひとつです。
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大豆粕
大豆から油を抽出した搾り粕です。粗タンパク質が44~48%と植物性油かす類では最も高く、嗜好性も良好です。
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プロソイ
加糖加熱処理された大豆油かすです。一般的な加熱処理大豆油かすは、高温で加熱処理をおこなうことで高いバイパス率を得ますが消化率が下がってしまいます。加糖加熱処理大豆油かすは糖をタンパク質と結合させることで通常よりも低い加熱処理で高いバイパス率、消化率を得ることができます。また嗜好性、アミノ酸バランスともに優れており、飼料価値の高いタンパク源となります。CP43.5%以上 TDN80.6%
[給与量] 100~200g/日・頭
包装:25kg紙
発酵飼料・エコフィード
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ビール粕
ビール醸造の過程で生じる副産物で、麦芽の穀皮と糖化残渣からなります。水分を65%以下に脱水したものをトランスバックに詰め、3週間から4週間かけて乳酸発酵させているため品質の安定した発酵飼料です。マメ科牧草との置き換えが可能で、飼料費の削減、乳量増加が見込めます。
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メイズ粕
とうもろこしのデンプンを糖化し、アルコール醸造した際の醸造粕です。タンパク質、エネルギーがとうもろこしよりも多く、また嗜好性もよいため優れた飼料原料として評価されています。
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醤油粕
醤油を製造する際に得られる副産物です。低コストで高タンパク、高エネルギーな飼料であり、配合飼料との置き換えが可能ですが、塩分が高いため多給には注意が必要です。
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パイン液
嗜好性が良くpHが低いことから夏場の採食量増加及び二次発酵防止になります。また、糖分を含んでいるためルーメン微生物の栄養源となり活性を促進させます。
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酢
嗜好性が良いのでTMRに添加することで乾物摂取量の増加が期待できます。
また、酢に含まれる酢酸が二次発酵の原因である酵母やカビに抗菌作用があるため、二次発酵の抑制につながります。 -
糖蜜
サトウキビ、またはテンサイから砂糖を製造する際に得られる副産物です。
嗜好性がとてもよくカリウム含量が高いため、夏場の採食量低下やカリウム補給をサポートします。また糖はルーメンで酪酸、プロピオン酸生成に利用されるため乳脂肪増加が期待できます。 -
コンク液
ウイスキーを製造する過程で、麦汁を発酵させた後蒸留した際に発生する残渣部分を濃縮させたものです。液体ですが水分は60%前後、タンパク源として有効活用できます。
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みりん粕
みりんを製造する際に得られる副産物です。嗜好性が高く、高タンパクで糖分が多く含まれている為、エネルギー確保に利用できる飼料です。
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酒粕
お酒を製造する際に得られる副産物です。高タンパクな飼料で大豆粕と置き換えが可能です。
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もやし粕
もやしを製造する上で商品にならない部分、主に豆と根部分からなります。タンパクがマメ科牧草のアルファルファに匹敵し、繊維含量も十分にあることからアルファルファや他の牧草との置き換えが可能です。
粗飼料
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アルファルファ(ルーサン)
アルファルファ(ルーサン)は西南アジアを原産とするマメ科の多年草です。タンパク質含量が高く、カルシウムなどのミネラルも豊富で、牛の嗜好性もよいことから「牧草の女王」と呼ばれています。高泌乳牛に対応した高栄養価牧草として利用されており、日本では多くのアルファルファ牧草が欧米より輸入されています。
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オーツ
オーツはイネ科の一年草であるエン麦を、牧草用に青刈りし乾燥させたものです。他のイネ科牧草と比較して糖分が多く、嗜好性に優れています。また硝酸態窒素の含有量も少ないのが特徴です。日本ではオーストラリア産のものが多く輸入されています。
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スーダン
アフリカのスーダンが原産地のイネ科一年草で、繊維が豊富なことから乳牛では育成から泌乳牛まで幅広く利用されています。
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稲わら
中国産、国産ともに取り扱いがあります。
飼料添加剤ロイヤルファットシリーズ
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ロイヤルファットCA
乳量増加
C18:1(オレイン酸)を強化し、乳量の増加を目的とした脂肪酸カルシウムタイプの製品です。 -
ロイヤルファット
乳量・乳脂肪向上
C16:0(パルミチン酸)、C18:1(オレイン酸)をバランスよく配合したバイパス油脂。乳量増加、乳脂肪向上が期待出来ます。
※グリセリンフリー -
ロイヤルファットP
乳脂肪向上
C16:0(パルミチン酸)を強化したバイパス油脂。乳脂肪向上が期待出来ます。特に乳脂肪低下時に使用をお勧めします。
※グリセリンフリー
ルミナップシリーズ
カシューナッツ殻液を含む混合飼料です。カシューナッツ殻液はグラム陽性菌やメタン古細菌に対して抑制的効果があり、これらを抑制することによりルーメン細菌叢が安定します。乳酸やメタンの生成が減少するため、その分ルーメン内の有用菌が使える飼料エネルギーが増加し、飼料効率の向上が見込めます。また乳酸生成が減少することから、とくに暑熱期に注意の必要なアシドーシスのリスクが低減され、周産期病の予防につながります。
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ルミナップM
TMRでの使用に適したマッシュタイプです。
・高泌乳牛の安定的な生産
・分娩時、暑熱時などの健康維持
・正常な繁殖の維持
[給与方法]
10~40g/日・頭
包装:20kg紙袋 -
ルミナップP
アルファルファミール、糖蜜を含んだペレットタイプで、嗜好性が良好です。TMR、トップドレスでの給与にも適しています。
・ルーメン微生物のバランスが崩れやすい時期の給与を推奨します
[給与方法]
泌乳牛:50g/日・頭
肉用牛:50g/日・頭
子牛:30g/日・頭(スターター期は30g、育成期は50gを給与してください)
包装:10kg紙袋 -
ルミナップGL
カシューナッツ殻液を高濃度に配合したジェル状の経口投与タイプです。
・乳牛:分娩前後など、ストレスがかかる時期の食下量の維持
・肉牛:飼料が大幅に変わる時期や、食下量が大幅に増えるときのルーメン維持
・子牛育成期:離乳後の食下量が増える時期や移動ストレス時のルーメン、腸内環境の維持
[給与方法]
下記の給与量で3日間給与してください。
体重/給与量(1日1頭あたり)
250kg未満/1セット(A材、B材を各1袋)
250kg以上/2セット(A材、B材を各2袋)
包装:12セット(A材、B材 各12袋)
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マルチプレックスB
泌乳期に必要なビタミン類(A・D3・E)とマクロ/ミクロのミネラルに加えビオチンを添加したプレミックスです。ビタミンE・ペプチド亜鉛が十分量含まれており、体の中の細胞を保護・強化します。特に、亜鉛源にペプチド亜鉛を用いているため、小腸からの吸収効率が高められ、亜鉛の効果を最大限に引き出すことができます。ビオチンは、蹄の状態維持に有効なビタミンです。ペプチド銅とペプチドマンガンを加えるなどミクロミネラルを強化し、牛の健康を維持・促進します。
[給与方法]
50g/日・頭
包装:20kg紙袋 -
イーサック
牛の消化と生産成績を高める生きた酵母培養物で、世界でおよそ35年、日本では20年以上の実績があります。イーサックは繊維分解微生物と乳酸利用微生物の双方の成長を促進し、ルーメンpHを上げ、濃厚飼料や粗飼料をより効果的に消化するルーメン環境が保たれます。飼料効率を改善することでより多くの乳量を生み出すほか、利用可能な栄養素が増加することから、牛が体内に蓄えた栄養の動員を抑えられるので繁殖成績に良い影響を与えることが期待できます。
・飼料効率の向上 ・ルーメン環境の安定 ・暑熱ストレスの軽減
[給与方法]
10~20g/日・頭
包装:20kg紙袋 -
マイコソーブAプラス
世界的なカビ毒吸着材市場でロングセラーであるマイコソーブに特定の藻類を加えたことで、カビ毒との親和性を向上させた酵母細胞壁系のカビ毒吸着材です。畜産に影響する37種類のカビ毒やその他のカビ毒を同時に吸着でき、少ない添加量で効果的な吸着力を発揮する広い吸着面積を持ちます。
[給与方法]
10~30g/日・頭
包装:25kg紙袋 -
ハイプロBC
コリン、ビタミンB群、ビタミンC、メチオニンなどをバイパス処理した、分娩前後の乳牛の健康をサポートするサプリメントです。周産期の代謝増加による酸化ストレスや、負のエネルギーバランスによる疾病の対策に期待できます。
・産後の立ち上がり
・分娩直後の乳房炎、後産停滞
・肝機能の向上、繁殖成績の向上
[給与方法]
100g/日・頭(過肥牛には200g)
クローズアップ期:20日間、フレッシュ期10~30日間給与を推奨します。
包装:20kg紙袋 -
フィードボンド
いくつかのHSCASをバランスよく混合したゼオライトによるカビ毒吸着材です。
カビ毒に対して幅広い吸着能を持っているため、腸内出血、繁殖障害等のカビ性疾患の防止が期待できます。
[給与方法]
子牛・育成牛:25~50g/日・頭
成牛:50~100g/日・頭
包装:25kg紙袋
ラクテットシリーズ
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ラクテットNewAE
・メチオニンとバイパスビタミンの混合剤
・大豆粕で嗜好性を改善
・繁殖成績の向上・肝機能向上に最適
[給与方法]
・分娩予定の30日前~泌乳期間中 35~60g/日・頭
・発情の弱い牛には、100g/日を10日間給与
包装:20kg紙袋 -
ラクテットSURF
・高メチオニン含有率
・TMRのアミノ酸補給に最適
[給与方法]
・分娩予定の30日前~泌乳期間中 15~25g/日・頭
・発情の弱い牛には、50g/日を10日間給与
包装:20kg段ボール箱(内ポリ袋)
動物の体の中では合成することのできない「必須アミノ酸」であるメチオニンを、脂肪酸カルシウム、乳化剤でバイパス処理したメチオニン製剤です。メチオニンは乳牛の飼料中で最も不足しやすいアミノ酸であり、不足すると他のアミノ酸が余り飼料中のタンパク質が効率よく利用されず、エネルギーロスが生じます。ラクテット給与によるアミノ酸バランスの補正は、飼料中のタンパク質の利用効率だけでなく、エネルギーの利用効率も改善できます。また、メチオニンは肝臓に蓄積した中性脂肪を「リポ蛋白」に変換し、肝臓外へ運び出す働きを助けるため、脂肪肝の防止にもなります。
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バイオスクリーンネオ
乳酸菌、酪酸菌、枯草菌の3菌からなる生菌剤です。腸内細菌叢を改善し、下痢の予防や治療に役立ちます
[給与方法]
20~50g/頭
包装:1㎏、20kg紙袋 -
軽炭カルシウム
軽微炭酸カルシウムです。炭酸カルシウムの中でも表面積が大きく吸収性に優れてます。TMRはもちろん、嗜好性が良いためフリーチョイスでの使用や分離給与でのトップドレスでも使用可能です。
[給与方法]
200g/頭を推奨
包装:20kg紙袋 -
重曹
重曹はアルカリ性のため、ルーメン内のpHを酸性から中性へ上昇・中和する働きがあります。アシドーシスの予防や、粗飼料から別飼料への置換による繊維量減少をケアすることができます。
[給与方法]
フリーチョイス
200~400g/頭(飼料内容による)
包装:25kg紙袋 -
ホルサワーリキッド
有効成分のカルシウムをイオン化しその他有機酸を配合したカルシウム製剤です。分娩後の低カルシウム血症による起立不能のケアとして有効で、カルシウムを効率よく補給し体調維持に役立ちます。
[給与方法]
分娩後600ml、以後2日間同量を飼料、もしくは飲水に含めて使用
包装:600ml×4本、10L、18L
子牛商材
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カービック
オオバコ、キャロブ粉末を特徴とした下痢症改善剤です。オオバコが腸内水分を吸収することで糞を固め、キャロブ粉末が腸粘膜を保護することで下痢症状を抑えます。その他に酵母、ブドウ糖が配合されており、腸内細菌叢の改善、弱った子牛のエネルギー源として役立ちます。
[給与方法]
代用乳に溶かして給与1日2回に分けて給与 30g~60g/日・頭
包装:3kg(30g×100) 、2kg -
サバナEX
枯草菌、2種類の乳酸菌を配合した生菌剤です。枯草菌は免疫維持と悪玉菌を抑制し感染に対する対抗力を高める働きがあり、腸内でも働く2種類の乳酸菌が腸内細菌叢を改善して免疫力を高めることで子牛の下痢を防ぎます。哺乳ロボットでの給与が可能です。
[給与方法]
代用乳に溶かして給与 20~30g/日・頭
包装:10kg(1kg×10袋) -
エレクトロプラス
ブドウ糖、アミノ酢酸、クエン酸などを含有した電解質です。水と電解質が子牛の腸管から効率よく吸収され、速やかに体内に入ることにより、下痢による脱水症状の改善や脱水時における電解質の補給に有効です。
[給与方法]
子牛1頭当たり1回量46.74gを2Lの微温湯で溶解し、2回/日・頭 1~3日間経口投与
包装:46.74g×50袋 -
アイジペースト/アイジベータ
鶏の卵黄内に含まれる、病原体に対して高い抗体を持つIg-Yを配合した牛用混合飼料です。この抗体が病原体の定着・増殖を抑制することで体外から侵入した細菌やウイルスによる感染を防止し、下痢防止・改善に期待できます。
[アイジペースト 給与方法]
・新生牛:分娩後12時間以内に1本給与
・育成牛:移動時等の環境変化時に1本給与
包装:20g×5本
[アイジベータ 給与方法]
・新生牛:代用乳に対して0.25%~0.5%(2.5g~5g/代用乳1L) 1~3回/日
・子牛:飼料に対して0.1~0.2%
包装:3kg(30g×100)、2kg
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マザーミルク
国産初乳由来の厳選された原料を使用することで、安定した成分を新生牛に供給します。初乳に含まれる免疫グロブリンや乳脂肪に加え、不足しがちなミネラルやビタミンを配合しており、母牛の初乳の代替、不足部分の補助として安心してお使いいただけます。
[給与方法]
1袋(250g)をお湯0.8ℓで溶かし2回給与/日・頭
包装:5kg(250g×20袋)
その他
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動物用医薬品
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酪農用洗剤
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乳頭殺菌消毒剤
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デイリーグッズ